研修管理委員長からのメッセージ
当院は大阪府指定第二次救急告示病院の指定を受けており断らない救急を目指して、年間約 5,000人の救急搬送と約 8,000人のウォークイン患者を受け入れています。
理想的な初期研修の一例として、「数多くの多様な症例に対して、主体的に取り組み、かつ適切な指導を受ける」というものがあるかと思いますが、当院ではそれがまさに実践できると言えます。
私は当院に赴任するまで、大学病院をはじめとする国・公立の大病院で多くの研修医を見る機会がありました。
当院の研修医が、一人前の任せられる医師になるまでの期間が、他とは比べものにならないくらい速いことに驚いています。
それは、ここでは研修医一人一人が即戦力として真剣に患者に向き合い、非常に濃厚な研修を経験しているからでしょう。
当院では研修医も大切な即戦力であり、リスペクトされる貴重な存在でもあります。
どの科の上級医にも、気兼ねなく深夜でも相談できる風通しの良さは、当院における良い伝統の一つといえます。
毎週一度の症例発表会では院長はじめ、上級医も皆出席し、意見交換や、発表についての細かな指導もなされます。
我々は医師となってから退職するまで、患者様はもとより、パラメディカル、上司、同僚、部下からも、常に何らかの評価を受け続ける存在です。
その一番基礎になる大切な時期を、忙しいけれども充実感と楽しさのある場所で、我々とともに頑張ってみませんか。