初期研修

整形外科

当病院・整形外科の特徴

野崎徳洲会病院・整形外科は、四肢・脊椎などの外傷(捻挫・骨折・脱臼など)や、変性疾患・加齢性疾患など幅広く診療を行っています。
当病院周辺は、種々の労働災害や高校・大学からのスポーツ外傷が多い地域であり、また大阪・外環状線、阪奈道路、生駒モトクロスコ ースなどからの交通外傷も多く、そうした四肢・関節・脊椎外傷を整形外科外来・救急外来を通じて出来るだけ整形外科病棟(40床)へ受け入れ、治療(手術・リハビリテーションなど)を行っています。
また、中高年以後の骨粗鬆性骨折(大腿骨頚部骨折、上腕骨近位骨折など)に対しては、年齢に応じた早期生活復帰をめざして、最新の材料(チェンジアブルネック人工骨頭、チタンロッキングプレートなど)を用いた手術と、その後のリハビリテーションをすすめています。
脊椎疾患(椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊椎不安定症など)に対しては、X線検査、CT、MRI、ミエログラフィーなどの最新機器を用いた検査による正確・精密な診断のもと、治療(手術・リハビリテーションなど)を行っています。
関節リウマチ、変形性股関節症、変形性膝関節症などの関節変性疾患に対しては、薬物加療、リハビリテーション、手術(人工股関節置換術、人工膝関節置換術など)を病期・段階に応じて行っております。
こうした整形外科治療をすすめる外来・病棟・手術室・リハビリテーション室は、清潔・機能的そして患者にやさしい治療の場であることを、各スタッフが日頃から心がけるようにしています。特に手術室においては、クラス100(高レベル)のクリーンルーム(高密度HEPAフィルター、クリーン照明器具など)を備えて、人工関節・人工骨頭置換手術を行っています。
またより効率的・安全な手術をめざして、新しい手術器具の開発なども行っており、一昨年・昨年の手術件数は年間300例以上となっています。

指導医

外堀 司

整形外科部長 外堀 司(そとぼり つかさ)

資格

  • 日本整形外科学会専門医、医学博士

期間

自由選択(2年次)

一般目標

◆外傷・骨折・脱臼、脊椎疾患、関節疾患などの整形外科基本疾患の適切な診断、治療に関する知識・手技の習得


行動目標

◆整形外科疾患に特徴的な病歴・現症の聴取
◆整形外科疾患に特徴的な症候・検査による診断
◆整形外科疾患の病態の理解と治療手技の実践


方略

◆研修指導医・上級医とともに、主に病棟患者を受け持ち、その診断、治療を行う。

方略
方略

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